pixta_1263872_S-compressor

 棚卸資産の購入原価について、IAS第2号11項では以下のとおり記載されています。

 

 

 「棚卸資産の購入原価とは、購入代価、輸入関税及びその他の税金(税務当局から企業が後に回収することができるものを除く)、及び完成品、原材料及び役務の取得に直接関係する運送費、荷役費及びその他の費用をいう。値引、割戻し及びその他の類似のものは、購入原価の算定上控除される。」

 

 

 「購入原価の算定上控除される」とは、仕入値引、割戻しの類は、購入原価にマイナスで含めるということです。

 

 

 日本基準で、仕入割引は、期日前に支払うことで受ける金融収益であり、営業外収益となります。

 

 IFRSでは、IAS第2号18項に購入代価の決済を繰り延べた場合、利子費用として認識する規定はありますが、期日前払いを金融収益として認識する規定はありません。

 

 仕入割引も、仕入値引、割戻しと同じく購入原価からマイナスすることになります。