わが家にネコがやってきました。ネコと言っても本当のネコではありません。ただのフィギアです。

 

 某コーヒーチェーンのキャンペーンのフィギアなのですが、飲みもの3杯分のレシートで1匹もえらます。このネコをもらうために、最近はお店に頻繁に通っています。

 

 ネコの顔は決してかわいいわけではありません。ですが、いかにもネコらしいちょっとふてぶてしい感じが良いです。同じネコでも目の位置が微妙に違っていて、個性があるところも面白いです。

 

 もらえるネコは5種類あります。わが家にあるのはまだ2種類です。できればコンプリートしたいのですが、このキャンペーンは2月からはじまって、お店の在庫が無くなり次第終了してしまいます。

 

 ある時、お店の「抽選箱」に入っているネコの数が少なくなっていたので、心配になり次の日もお店を訪れました。いったら「抽選箱」のネコは補充されていたので、今しばらくは大丈夫そうです。

 

 このコーヒーチェーンが「ネコがもらえるキャンペーン」を始めたのは、今回が3回目だそうです。もともとは何周年記念でやっていたみたいですが、思いのほか販促効果があったのでしょう。今年は関係なく決算前にキャンペーンをやっています。

 

 私はこの販促キャンペーンに好感を持っていますが、それはネコだけが理由ではありません。そのやり方、事務のオペレーションも理由の一つです。

 

 このようなキャンペーンで一番オーソドックスなやり方は、ドリンク1杯につき引換券1枚を渡す方法です。しかし、これだと引換券を大量に印刷して用意しておかなければなりません。

 

 このキャンペーンではそのような引換券をつくらず、レシートで済ませている点が良いです。

 

 そして、そのためにある工夫を2つしています。一つはレジへの入力方法です。

 

 たとえば同じドリンクを4杯頼んだとしても、数量を4と入力するのではなく、数量1を4回入力しています。つまり、レシート上は4品目(4行)で記載されます。

 

 もしそうしなかった場合、3杯でネコ1匹と交換ですから、1匹渡したら4の数字を「残り1は未使用」などと書き換えなければならなくなります。このような煩雑な手間をつくらないようにしています。

 

 もう一つの工夫はレシートの品名表記です。通常であれば「コーヒー」と印字するところを「□コーヒー」としています。品目の頭に「□」をいれることで「レ点」をつけやすくしているのです。「レ点」の有無で交換済みと残りが明確になります。

 

 これはシステム的にとても簡単なやり方です。POSレジは品目マスタを持っていますが、正式な品目名称はそのままで、レシート表記用の名称だけを期間限定で変えるだけです。

 

 このように、オペレーションの手間やコストをできるだけかけずに、キャンペーンを実施しているわけです。仕組み一つで現場の生産性が大きく変わる良い事例だと思います。

 

 はたしてわが家のネコは何匹まで増えるのでしょう? 今日もまたコーヒーを飲みに行きますか!