システム・業務・会計に関するコンサルティング   人手やコストをかければ、管理や業務は誰でもできるが、それでは生産性は上がらない

  1. 著書・CD

新・原価計算5大改革CD

はじめに

原価計算は、メーカーにとって製品別の採算をはかる唯一の「モノサシ」です。だからもし狂ったモノサシで経営していたら、会社は傾きます。

たとえば、同じ工場で製品Aと製品Bをつくっていたとしましょう。製品Aは非常によく売れますが、製品Bは全然売れません。あなたが経営者ならどうしますか?

① 製品Bをもっと売るよう営業にハッパをかける
② 製品Bのコスト削減に取り組み価格を下げる
③ 製品Bを減産し、製品Aを増産する

どれも正解です。しかしそれはあくまで原価計算が正しいことが前提です。

たとえば原価を簡便的に「製品A50%」と「製品B50%」で計算していたとします。実際は製品Aのほうがずっと手間がかかっているとしたら、製品Aの原価は割安で、製品Bの原価は割高です。だとすると製品Aが売れた理由は価格が安いだけ、製品Bが売れなかったのは価格が高かっただけかもしれません。

このような状態で、先ほどの施策を実行したらどうなるでしょう?

製品Bを売るようハッパをかけても、価格が割高なので営業努力に見合う成果を期待できません。製造部に製品Bのコスト削減要請しても、原価そのものが間違っているので思うように進みません。無理なコスト削減を強いれば今度は品質の悪化を招き、別な問題を引き起こすでしょう。

また製品Aを安売りしている状態で、製品Bを減産し製品Aを増産したら大変です。薄利(ないしは原価割れ)の製品Aの販売を拡大し、利益が多い製品Bの販売を減らせば、会社の利益は激減します。良かれと思った施策がすべて悪い方向にいくのです。

原価計算のしくみは一度つくれば終わりではありません。販売製品・製法・設備・原価構成が変われば、チューニングが必要です。しかし原価計算に苦手意識を持つ人が多く、ずっとしくみを変えていない会社も少なくありません。

本商品は、2016年に行った「新・原価計算5大改革セミナー」をもとに、新たに録音し直した音声CD教材です。上場メーカーの原価計算を実際にいちから再構築した貴重なノウハウやエッセンスをお話ししています。

価格決定や生産管理に役立つ、正しい原価計算を構築したい方はぜひお聞きください。

目次

第1巻 脱・会計! 原価管理と値決めで収益をあげる原価計算への変革

1-1 なぜ原価計算が大切なのか
1-2 原価計算とは何か
1-3 制度会計の限界を打開する方法
1-4 原価計算の3要素

ひと昔前に作られた計算ロジック。金額の根拠が不確かな社内価格。それをめぐる営業と製造の対立。製造業にとって原価計算は最も重要なインフラですが、軽視されてきました。第1巻では、昔ながらの原価計算が経営に与える悪影響について説明します。そして、会計が専門でない経営者や管理職のために、「原価計算とは何か」をわかりやすく3つの要素でお話しします。

第2巻 信頼できる原価をつくる!原価計算の仕組みと精緻化の実務

2-1 価格決定のための原価計算
2-2 原価管理のための原価計算
2-3 複数原価計算の考え方
2-4 プロセス設計
2-5 配賦モデル

第2巻では、価格決定と生産管理、それぞれで最も役立つ原価計算は何かをお話します。原価計算を複数の用途で使えるようにするのは大変ですが、1つの原価計算で3つの目的に最適化する方法をお教えします。また原価計算の仕組みを精緻化するにはどうするか? 費目別・部門別・製品別とは異なる「中間地点」という新発想でプロセス設計を説明します。さらに多品種少量生産にふさわしい配賦ロジックや注意点も学べます。

第3巻 原価計算プロセスを生産管理のPDCAに活かす経営視点

3-1 生産管理で意識しておくべきこと
3-2 コスト削減の3つの視点
3-3 原価差異のPDCAサイクル
3-4 納期短縮が切り札になる

第3巻では、新・原価計算を核にして、どのようにコスト削減に取り組んでいけば良いのか、そのための具体的な方法や考え方を説明します。また、生産管理の悩みはコストだけではありません。納期に苦しみ、それを守ることに精一杯な製造業も多いことでしょう。もし貴社が納期で困っているなら、ぜひ「全社最適化の視点」と「ボトルネックの動的視点」を聞いてください。製造リードタイムを短くする方法やアイデアを見つけることができるでしょう。

第4巻 利益を最大化する価格決定プロセスと事業投資の採算管理

4-1 製造業と小売業の価格決定の違い
4-2 社内価格をめぐる対立
4-3 利益を最大化する価格決定プロセス
4-4 事業投資の採算管理

『値決めは経営の仕事』・・・これは京セラの稲盛和夫氏の言葉ですが、製造業の多くが「原価+利益」という単純な価格決定で、莫大な利益を失っています。第4巻では、原価計算の精緻化に合わせて価格決定プロセスを変え、利益を最大化する方法を説明します。多品種の採算管理をどうやれば良いか? 製造と営業の情報を一元化し、採算管理表をつくるまでを具体的に解説します。

第5巻 新・原価計算の仕組み構築のポイントと実務上の実行手順

5-1 プロジェクトの事前準備
5-2 原価計算の精緻化 8つのステップ前半
5-3 原価計算の精緻化 8つのステップ後半
5-4 生産管理システムの構築

第5巻では、実際の原価計算の仕組み構築の方法を詳しく説明します。テーマが大きすぎて、これまで着手できなかった原価計算の改革。この8つのステップを順に追っていけば達成できます。ステップごとに大事なポイントや注意点を解説していますので安心です。また、それを支えるシステムについても、製造業の標準的なシステム構成、生産管理の二大方式、生産スケジューラなど、ほかでは聞けない話が盛りだくさんです。

以 上

商 品  新・原価計算5大改革CD
仕 様  音声CD全5巻(4時間28分)専用テキスト1冊
講 師  中川 充
販 売  公認会計士中川充事務所 ※本商品は完売しました。

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