「採用される書籍企画書 作成講座」のご案内

「採用される書籍企画書 作成講座」のご案内

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 2016年3月17日(木)19時から、アップルシード・エージェンシー社(東京都千代田区)で「採用される書籍企画書 作成講座」が開催されます。※代表中川がゲストとして参加します。

 

 同社は「作家のエージェント」として、これまで14年間で、累計800冊の書籍を世に送り出しています。「お金をドブに捨てないシステム開発の教科書」も、その一冊です。

 

 講座では、採用される書籍企画の立て方と企画書への落し込み方について、レジュメと実際の企画書を使ってレクチャーします。本を出版してみたい方にお勧めです。

 

 詳しくは、アップルシード社のこちらのFBイベントページをご覧下さい。

リアルな想像力を鍛えよう

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 若いシステムエンジニア・プログラマー、情報システム部門の方と話していて、よく感じるのは「想像力の不足」です。

 

 システム一筋だと、営業・生産・経理等、現場業務の経験がほとんど無いので、当たり前と言えば当たり前なのですが、「もう少し深く考えてみませんか?」と言うことがあります。

 

 たとえば、購買管理システムの発注入力画面。普通は、一通り発注情報が入力でき、更新できる機能をつくります。確かにシステム機能的には正解です。しかし、それだけで、場面を具体的に想定することがありません。

 

・購買担当者は、発注書を何枚くらい入力するのだろうか?

・発注書の内容は、毎回、まったく異なる内容なのだろうか。それとも、ほとんど同じ内容で、日付や単価とか、特定の項目だけ違うだけなのだろうか?

・発注書を入力する際、何を見て、あるいは、何かを調べたりしているのだろうか?

・発注入力を途中で中断したり、仮入力したりして、何日も後になって発注(更新)することもあるのだろうか?

 

 仮に発注書を1日100枚つくるのに、発注入力画面で1回1回、発注担当者や発注日付を入力させる仕様だと、担当者は頭にくることでしょう。お決まりの項目は自動設定させるのはもちろん、一括入力や複写機能などの入力を支援する機能がないと、現場に使ってもらえないシステムになるのは明らかです。システムが“動く”のと“使える”のとでは大違いなのです。

 

 業務部門と情報システム部門の人材交流が増えてきたことは良いことです。実体験が場面想定を強化します。しかし、誰もが何もかも経験することは不可能です。

 

 だからこそ、「想像力」なのです。個々人がリアルな想像力を鍛えて対処するしかありません。

 

 想像力を鍛えるには、色々な業種や部門の人と会話したり、実務書やビジネス小説を読んだりするのも効果的です。

 

 でも、一番効果的なのは自分で思考・想像する癖をつけることです。興味のない分野でも、シミュレーションゲームだと思って、色々と考えてみます。その積み重ねがとても大切です。

システム選定会議の注意事項

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 この時期は、次期システムの選定のため、議論を重ねている会社も多いのではないでしょうか。

 

 中堅企業の基幹システムの導入開発だと、少なくとも1年はかかります。1月から3月に業者や製品を選定、3月末に概算発注します。そして、新事業年度の4月からプロジェクトを開始、来年4月に本稼働というスケジュールです。

 

 

 選定会議で、最も大切なことは、会議の議論の「粒度を揃える」ということです。

 

 

 会議の出席者は立場も違えば、業務やシステムの理解度も違います。会議内で意見やコメントを出るに任せていると、議論の収拾がつかなくなり、空中分解してしまいます。打ち合わせの時間や回数は限られているので、そのような事態は必ず避けなければなりません。

 

 選定会議の目的は、概算発注するために業者や製品を絞り込むことです。100%の細かい仕様・要件定義は不要です。それは、概算発注後の開発プロジェクトの中でやることです。ベンダーと相談しながら、不足部分は補っていけます。

 

 また、将来の理想や希望を話し合う場でもありません。それは、選定フェーズの前のシステム構想プロジェクトで議論する内容です。もし、選定会議でそのような話が出るならば、システム構想の検討が不十分だった証しです。

 

 

 選定会議で整理することは、いわゆる「業務要求」「基本要件」と言われるものです。システムに求める主要な機能を決めます。実際の製品の選定、重要なカスタマイズ内容の目星がつけば良いのです。

 

 選定会議では、議論の粒度を「業務要求」に揃え、全体を網羅しているか、重要な機能の抜けはないか、システム構想のシステム方針が反映されているかを、効率よく確認していきます。

 

 

 発注候補のベンダーとの質問回答のやり取りをしていると、数ヶ月などあっという間です。選定会議のメンバーは献身的に時間を割き、中身の濃い議論といい塩梅の見切りを組み合わせ、大ハズレしないよう、製品やパートナーを選びましょう。

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