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スクラップ・アンド・ビルド

システム刷新や業務改革では「スクラップ・アンド・ビルド」という言葉をよく聞きます。生産性をあげるために、古いモノを壊して、新しいモノに作り替える。経営の仕組みの「新陳代謝」です。

ところが、これが上手くできていない会社が多い。その理由はかんたんで「ビルド」の経験が圧倒的に少ないからです。ビルドの仕方やリスクがわからないので、二の足を踏んだり、失敗したりするのです。

多くの人は、いまの仕組みを維持することが仕事です。システム刷新や業務改革のビルドに立ち会う機会はめったにありません。

では、どうすればよいのか? お勧めしたいのは、普段の仕事の中で「ビルド」することです。小さいことでかまわないから、自分がリーダーシップをとって、新しいモノやサービスをつくってみます。

たとえば、営業やマーケティング部なら新企画を立ち上げてみる。管理部なら業務効率化のために、新たにEXCELシートや申請書類を作って社内に落とし込んでみる。小さいことでもやってみると、その大変さに驚くでしょう。

・まず自分で新しいことを考える
・「いける」と思ったアイデアを形にする
・上司や関係者を説得する
・稟議や規則にのっとって手続きする(必要なら手続きを改定する)
・稼働後の状況を確認する、クレームに対処する
・必要な修正を施す(ダメなら廃止する)

ビルドを数多くこなすと、ビルドのコツみたいなものを身に着けられます。それは、システム刷新や業務改革だけでなく、新規事業にも通じる話です。何かを作り上げる力は強力なビジネススキルだと思います。

ぜひ身近なところで、ビルドにトライしてみましょう。

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